シロアリ被害を受けた家を売却する方法とは?注意点もあわせて解説!
シロアリ被害を受けた家は状態が悪化するため、住み続けるより売却したいと考えている方も多いでしょう。
しかし、シロアリの被害にあった不動産はなかなか買い手が付かないのが現状です。
そのような物件をスムーズに売却する方法はあるのでしょうか。
今回は、シロアリ被害とはどのようなものか、売却時の注意点とあわせて解説します。
シロアリ被害が売却する家に与える影響とは
シロアリは木材を餌とする害虫で、高温多湿の環境で大量発生します。
発生場所は住宅の床下・玄関・水回り・ベランダなどで、被害が拡大すると家の耐震性や耐久性が低下します。
住宅の基礎や柱が食べられてしまうため、劣化するスピードも早まるでしょう。
また、雨漏りによってシロアリ被害が拡大するケースも多く、雨漏りがあった場合は早急に対策する必要があります。
とくに空き家の雨漏りは放置されがちで、シロアリ被害が拡大してから発見されるケースがほとんどです。
シロアリ被害にあった家を売却する方法とは
シロアリ被害があった不動産を売却する方法は主に3つあります。
1つ目は、シロアリの駆除や住宅の補修をしてから売却する方法です。
駆除費用の相場は場所や薬剤の種類によって異なりますが、1坪5千円から1万円ほどかかります。
ただ、条件次第では所得税の雑損控除が利用でき、費用を安く済ませられる場合もあります。
2つ目は、古家付き土地として売却する方法です。
修繕せずに現状のまま売却するため、売却価格は安くなる傾向にあります。
築年数が50年を越える古い物件であれば、契約不適合責任を免除することも可能です。
3つ目は、建物を解体して売却する方法で、シロアリ被害を気にすることなく売却できます。
さまざまな土地活用ができるため、購入希望者も現れやすいでしょう。
ただ、シロアリ被害を受けた建物を解体する場合の固定資産税は、他の物件より高い傾向にあります。
スムーズに売却できないと、税金や管理費の出費が嵩み、赤字になってしまう可能性も考えられます。
シロアリ被害にあった家を売却する際の注意点
シロアリ被害を受けた住宅を売却する際は、仲介業者や買主に内容を隠さないようにしましょう。
引き渡し後に判明してしまうと、買主から損害賠償を請求されることもあります。
トラブルを未然に防ぐためにも、建物の状態や被害の度合いは正直に伝えましょう。
また、シロアリ被害にあった住宅は売るまでに時間がかかることが注意点として挙げられます。
問題がない物件と比べると、不利な条件で売却しなければならないため、販売戦略は入念に考える必要があります。
まとめ
シロアリ被害は、不動産売却に大きな影響を与えます。
家の耐震性や耐久性に問題が生じるため、購入希望者もなかなか現れないでしょう。
被害場所を修繕したり、建物を解体してから売却したりと対策を練ることが大切です。
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