孤独死が発生したマンションの資産価値とは?売却時の注意点などもご紹介!
その場で亡くなった方がいる物件などのいわゆる事故物件も売却は可能ですが、売り出すにあたって押さえたいポイントがいくつかあります。
事故物件もさまざまであり、それぞれのポイントを押さえておくと、手持ちの不動産を売りやすくなるでしょう。
今回は、孤独死が起きたマンションにおける資産価値の変化やその対処法にくわえ、物件売却時の注意点もご紹介します。
孤独死が発生!マンションの資産価値はどうなる?
マンションで孤独死が発生すると、一般的に物件の資産価値が下がってしまいます。
影響がどれほどあるかは状況にもよりますが、資産価値が20%ほど下落するのが相場です。
目に見えて資産価値が下がってしまうのは、それだけ孤独死が多くの方から敬遠されるためです。
後片付けがしっかりされており、見た目は普通の部屋と変わらなかったとしても、前の住人が孤独死している物件は避けられる傾向があります。
以前よりも資産価値や人気が落ちていることから、問題の部屋を賃貸物件にしても、借り手の確保には苦労するものです。
このようにマンションで孤独死が発生すると、以前とは状況が変わってしまうので注意しましょう。
マンション売却前に注目!孤独死による資産価値低下を防ぐ方法
孤独死によるマンションの資産価値の低下をできるだけ防ぐ方法として、特殊清掃や原状回復がまず挙げられます。
特殊清掃で事故による汚れやにおいなどを除去し、必要に応じてリフォームなども実施して原状回復も果たせば、資産価値の下落を少しでも食い止められます。
孤独死などがあった際に清掃費用が補償される保険に入っていれば自己負担も抑えられるので、まずは事故の現場となった部屋を可能な限り元に戻しましょう。
また、孤独死の発生からマンションの売却まで、少し期間を空けるのも有効です。
時間が経っても事故物件であることに変わりはないものの、風評被害が和らいで資産価値が少し回復することもあります。
孤独死が起きたマンションを売却する際の注意点
孤独死が起きたマンションを売却したいなら、特殊清掃や遺品整理はおこなうものだと考えておきましょう。
事故による汚れやにおい、亡くなった方の私物などがそのまま残っているようでは、買主はなかなか見つかりません。
特殊清掃や遺品整理などは専門業者に依頼するのが一般的であり、実施には出費がともないます。
何もせずに物件を手放すのは難しいので注意が必要です。
あわせて、マンションの売却にあたって孤独死で長期間発見されなかった場合は告知義務があり、その部屋で人知れず亡くなった方がいることは買主に伝えなくてはなりません。
事実を伏せて物件を売った場合、将来買主とトラブルになる恐れがあるため注意しましょう。
まとめ
マンションで孤独死が発生すると資産価値が下がってしまうため、特殊清掃や原状回復を実施すると良いでしょう。
孤独死が発生したマンションを売却したい場合、亡くなった方の遺品整理や買主への報告義務など、注意点がいくつかありますのでぜひご参考にしてみてください。
私たちマンションクリエイトは、福井市内の中古マンションを多数扱っております。
マンション購入をご検討中の方は、ぜひ弊社へお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓