マンション敷地内で起こる事故の例は?資産価値への影響や対策を解説
一棟マンションの投資は、区分マンション投資と比較して収入金額が高くなるなど多くの魅力があります。
しかし、敷地内で事故が起きたらどのような影響が起きるのか心配な方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、マンション敷地内で起こる事故の例や資産価値への影響、対策を解説します。
マンションの敷地内で起こる事故の例は?
敷地内で起こる事故は、主に共有部分・専有部分で起こるもの、その他には自然災害によるものとさまざまです。
共用部で起こる事故としては、外壁素材の落下やエレベーターの故障が考えられます。
また、これらの事故で負傷者が出てしまった場合の責任は、マンションの管理者です。
専有部分で起こる事故としては、駐車場での事故、専有部分からの落下物、漏水による事故が挙げられます。
基本的には事故を起こした当事者が責任を負うことになりますが、駐車場での事故については警察から防犯カメラ映像の提供を求められるかもしれません。
また、暴風や豪雨、地震などの自然災害で建物の設備が破損するなどの事故が起きることも考えられます。
マンション敷地内で事故が起きたら資産価値は下がる?
事故によって美観が損なわれた場合、資産価値が下がりやすくなります。
マンション全体の価値を保つためには、室内ではなく外壁や階段などの共用部の状態が重要なのです。
そのため外壁や階段がひび割れしていたり塗装が剥がれていたりする物件は、資産価値にも影響が出るでしょう。
また、事故が大々的にメディアに取り上げられるなどすれば、物件のイメージは下がってしまいます。
災害によって大きな被害を受けた物件は、再び同じような被害を受けるのではないかと思われ、賃貸物件としても借り手が付きにくくなるかもしれません。
共用部の設備が原因で事故が起きた場合は、管理体制が甘い物件だと評価されてしまうでしょう。
マンション敷地内で起こる事故に備えてやっておくべきことは?
事前に準備できることとして、マンションの管理組合向けの火災保険への加入が考えられます。
万が一事故が起きたとしても、保険に加入していれば修繕費用の工面に困ることはありません。
さまざまな事故に備えた種類の保険が用意されているため、目的に合った保険に加入しましょう。
また定期的に建物診断をおこない、経年劣化しやすい部分を点検することも大切です。
専門の業者に依頼すれば給排水設備やタイルの浮きなどを診断してくれるため、事前に不具合を察知することで事故を防げます。
まとめ
マンション敷地内では、共有部分・専有部分で起こるものや自然災害によって起こるものなどさまざまな事故が発生する可能性があります。
保険の加入や建物診断を実施するなどの対策をおこない、事故を未然に防げるようにしましょう。
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