住宅ローンが通りにくい中古マンションの条件とは?注意すべきポイントは?
中古マンションを購入するとき、住宅ローンを利用する方も多いでしょう。
しかし、中古マンションは新築マンションよりも、住宅ローンの審査が通りにくいことが多いです。
今回は、中古マンションの購入をご検討中の方に向けて、住宅ローンが通りにくいマンションの条件についてご紹介します。
住宅ローン審査が通りにくい中古マンションの特徴:旧耐震基準
旧耐震基準で建てられた中古マンションは、担保価値が低く見積もられるため、住宅ローン審査が通りにくいことがあります。
旧耐震基準とは、昭和56年(1981年)5月以前まで適用されていた基準のことです。
現在の新耐震基準では、震度6から震度7強の地震にも耐えられるように設計されていますが、旧耐震基準では震度6以上は倒壊のリスクが高くなっています。
そのため、金融機関によっては住宅ローンが組めず、住宅ローン控除を受けることもできない場合があります。
また、長期固定金利のフラット35においても、旧耐震基準の中古マンションには融資が認められていません。
ただし、旧耐震基準であっても耐震診断を受けて適合証明書を取得していれば、フラット35の利用が可能です。
住宅ローン審査が通りにくい中古マンションの特徴:再建築不可
再建築不可とは、接道義務や建ぺい率が建築基準法の基準を満たしていないため、一度取り壊すと新たに同規模の建物を建築できない土地のことです。
そのため、もし住宅ローンを組んで購入したとしても、火災などの被害を受けた場合に再建築することができません。
建物消失のリスクがあり、物件そのものを担保とすることができないため、住宅ローンの利用も難しくなっています。
金融機関が融資をおこなうことは「ほぼない」と考えても良いでしょう。
そのため、再建築不可の中古マンションの場合、現金一括で購入することになります。
住宅ローン審査が通りにくい中古マンションの特徴:借地権付き
一般的なマンションは所有権があることが多いですが、一部借地権のマンションも存在します。
借地権付きとは、マンションが建っている土地を地主から借りて、地代を支払っている状態です。
借りている状態であるため、所有権と比較して担保価値が低くなり、住宅ローン審査が通りにくくなります。
住宅ローンが利用できないというわけではありませんが、金融機関との相談は必要になるでしょう。
借り入れ期間に関しても、短めに設定されていることが多くなります。
まとめ
旧耐震基準や再建築不可、借地権などの特徴がある中古マンションは、住宅ローンの審査が通りにくいでしょう。
中古マンションの購入を検討するときは、ご紹介した3つの特徴にあてはまっていないかをチェックすることをおすすめします。
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マンションクリエイト メディア 担当ライター
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