中古マンションを購入したらかかる固定資産税のポイントとは?
土地や建物などの不動産を所有していると、固定資産税が発生します。
中古マンションについても同様で、築年数やエリアにより計算方法が異なります。
そこで購入した中古マンションにかかる、固定資産税の計算方法や注意点を確認していきましょう。
中古マンションの購入にかかる固定資産税の計算方法
固定資産税の計算方法は、次の式で算出できます。
固定資産税評価額 × 標準税率(1.4%)
さらに新築時より5年間(認定長期優良住宅なら7年間)は、税金が減免されます。
専有部分に共有部分(階段や廊下など)の床面積の面積按分を加えた床面積が、50平方メートル以上280平方メートル以下なら、2分の1に減免される制度です。
たとえば中古マンションでも完成から3年後に購入した物件なら、残りの2年度分はこの減免制度を利用できます。
なお認定長期優良住宅の場合、自分で税務署に申告しないと7年間の減免を受けられないため注意してください。
築5年目(7年目)以降の計算方法
減免期間が過ぎた築年数の中古マンションは、経過年数に応じた経年減価補正率を新築時の評価額に乗算します。
計算方法は次の通りです。
固定資産税評価額 × 経年減価補正率 × 標準税率(1.4%)
中古マンションの場合は築10年なら0.7397、築15年なら0.6225を乗算してください。
中古マンションの購入にかかる固定資産税の注意点
購入した中古マンションの固定資産税を調べるときの注意点として、専有部分だけでなく階段や廊下といった共有部分の面積按分を考慮しなければなりません。
そこで前所有者が前年に収めた税額から、およその納税額を推測できます。
固定資産税評価額は3年に1度見直されますが、中古マンションであれば金額が大きく変動することは少ないため、目安の税額を確認したいときにおすすめです。
購入した年の固定資産税は売主に支払う
固定資産税は1月1日時点の所有者に課せられます。
そのため1年の途中で中古マンションを購入すると、引渡し日以降の税金は買主が日割りで負担するが一般的です。
ただし納税自体は売主がしなければならないため、購入代金決済時にあわせて日割り分を精算できるようにしておきましょう。
まとめ
中古マンションを購入するときに知っておきたい、固定資産税の計算方法と注意点について解説しました。
固定資産税は毎年支払わなければならないものなので、住宅ローンの返済額と合わせて資金計画に組み入れておきましょう。
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