中古マンションを20代で購入をおすすめする理由!デメリットも紹介
結婚や出産などのライフステージの変化により、住宅の購入を検討する人も少なくありません。
しかし20代の場合、収入面や将来の不確定要素があるため、新築の住宅を買うことはハードルが高く感じられるでしょう。
住宅の購入には新築の住宅ではなく、中古マンションという選択肢もあるのです。
今回は、20代で中古マンションを購入するメリットやデメリットについて紹介します。
20代で中古マンションの購入をおすすめする3つの理由
20代で中古マンションの購入をおすすめする理由は以下の3つです。
●定年退職までに住宅ローンを完済できる
●購入金額が安く済むケースが多い
●団体信用生命保険の加入における健康面のリスクが小さい
住宅ローンの返済期間は最長35年のため、20代からローンの返済を始めると現役世代の間に完済することも可能です。
年金で生計を立てる老後に借金を残さなくて済むので、生活にゆとりが出てくるでしょう。
単身もしくは2人暮らしのケースが多い20代の方の場合、部屋の広さにこだわりがなければ、ファミリー向けの物件よりも低価格で購入できる傾向にあります。
住宅ローンを組む際には団体信用生命保険の加入が必須となっており、健康状態が良くなければ審査に通りません。
20代の若い世代は健康面のリスクが小さいため、団体信用生命保険の審査に有利になる可能性が高くなるでしょう。
20代で中古マンションを購入する3つのデメリットと注意点
20代で中古マンションを買うデメリットは以下の3つです。
●管理費や維持費がかかる
●転勤や引っ越しがしにくい
●年収が低いと条件のいいマンションを購入できない
マンションは管理費のほか、改修工事などに備えるための修繕積立金を毎月支払うことになります。
修繕積立金はひと月あたり5,000~15,000円が目安で、マンションの規模や築年数によってはさらに高くなることあります。
マンションの購入後に転勤の辞令が出た、家族構成が変わっていまの間取りでは手狭になってしまったというケースも少なくありません。
持ち家の場合は基本的にはその家に住むことになるため、転勤や引っ越しに対応しにくくなるリスクがあります。
とくに、年収が低い傾向にある20代は、好条件の立地の物件を購入したくても予算を落とさざるを得ない事態も考えられるでしょう。
中古マンションを購入する際は、将来売却する可能性もふまえ、広さよりも立地条件にこだわり、値崩れしにくい物件を選ぶことが重要です。
また共働き夫婦であれば、家族が増えた場合に将来的な教育費の負担についても考慮しながら物件を選ぶといいでしょう。
まとめ
将来の見通しがしっかり立っているようであれば、20代で中古マンションを買うのも一つの方法です。
その際はライフステージの変化の可能性もふまえながら、売却することも見据えて立地条件のいい値崩れしにくい物件を選ぶといいでしょう。
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