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マンション売買の購入申し込みから引渡しまでの流れ

不動産の購入

購入申込書は購入の意思表明書


日頃から、不動産広告やネット媒体、不動産屋HPなどを通し、情報取集をした後、気になるマンションが見つかったら、不動産会社に連絡し、マンションの見学をお願いします。

見学の際には、単に綺麗かどうかだけではなく、部屋の明るさ部屋からの眺望部屋の段差や天井の梁間取の使い勝手収納など細かくチェックしておくことをおススメします。

見学時には必ず不動産会社の営業が付き添いますので、分からない事や疑問に思うことがあれば、その場で質問もしましょう。



その上で、予算と照らし合わせて良く考え、購入したいと思ったら、不動産会社に連絡をして、「購入申込書」を記載します。

不動産会社はこの申込書を売主に提示して、価格や引渡し日などを調整して、契約の段取りを進めていきます。

この購入申込書は買主の購入意思を明確にするものであり、これを記載することにより、契約が出来る状態になるまでの間、そのマンションのお部屋を他の方に売らないように押さえておく効力があります。

ですから、購入したいマンションが見つかった時に1番先にしなければならない事は、この購入申込書を記載し、売主様に対して意思表明をするという事だと覚えておきましょう。

住宅ローンの仮審査を通してから売買契約を行う


購入したいマンションが見つかり、購入申込書を記載して、売主との価格交渉もまとまると、次に行わなければならないことは、金融機関の仮審査を通すことです。

この仮審査は、本審査と違い、数か所の金融機関で受けられろため、どこが自分にとって良い条件で融資してもらえるかの見定めにもなります。

マンションの購入価格以外の諸費用やリフォーム費用なども不動産会社と相談して、多めに予算を取って仮審査を受けておけば、実際にそんなに融資を受けなくても金額を減らすことは容易です。

通常、この仮審査は2~4営業日程で結果が出ます。

この仮審査が通れば、次はいよいよ売買契約へと進みます。



売買契約では先に宅地建物取引士が購入するマンションについて「重要事項説明」を行います。

これは希望するマンションをより細かく重要な事を契約前に不動産会社が買主に対して行う説明で、これを聞いて、買主は契約するか止めとくかの最終選択をします。

この重要事項説明の中には普段聞きなれないような専門性の高い難しい箇所もありますが、特にマンションに特化した重要な説明箇所(親切な宅地建物取引士ならここが重要という要点を教えてくれます)はしっかりと押さえた上で契約を交わすようにしましょう。

そして、重要事項説明の内容も納得したら、いよいよ売買契約内容の説明になります。

契約内容に合意できれば「不動産売買契約書」に署名、押印して、手付金(頭金のようなもの)を売主に支払うと売買契約成立となります。

売買契約成立後の契約解除には基本的にペナルティ金が発生します。


住宅ローン本審査から引渡しまで


売買契約を締結しますと、仮審査で通した金融機関の中から1つだけ金融機関を絞り、住宅ローンの本審査に向けて各種見積りを取ります。



マンションの売買代金以外に、不動産会社に支払う仲介手数料や、登記費用、火災保険料、リフォーム費用、融資先銀行の保証料や事務手数料などが住宅ローンとして借りられます。

金融機関によっては、新居の家具家電費用や、引越し費用、さらには現在の車のローンまでも面倒をみてくれるところもありますので、よく相談してみましょう。

これらの見積書を全て揃えますと、住宅ローンの本審査が受けられるようになります。

この時に注意しなくてはならないことは、本審査で通すローン借り入れ額が、仮審査で承認が出た金額を上回らないようにする事です。

上回ってしまうと審査のやり直しになりますので、ご注意ください。

本審査は通常、何もなければ5~7営業日程で結果が出ます。

無事に、本審査が承認されれば、銀行との間でローン契約を交わし、その後、融資を受けれますので、マンションの引渡しを受けれます。

この引渡しのことを、「決済」と言います。

決済は、基本、買主が住宅ローンを組まれる金融機関に、売主、司法書士、不動産仲介会社が集まり、売買代金の支払いが完了すると、売主から買主へ所有権が移転し、鍵を全てもらえます。

各種諸経費もこのタイミングでお支払いします。

鍵をもらった後は、マンションへの出入りは自由に出来ますので、リフォームや引越しを進めていきます。

まとめ


今回は基本的な中古マンション取引に関する流れをご説明させて頂きました。

中古マンションのお取引(物件を見学してから引渡しを受けるまで)は、このように色々な過程があり、その間は特にやる作業も多くなりますが、不動産会社のアドバイスを受けながら着実に進めていけば、特に諸々の知識がなくても大丈夫です。

ここで重要になるのが、中古マンション取引きの中で色々なアドバイスや段取り、根回し、各種手配をはじめ、契約・決済を組み立てる不動産仲介会社の存在です。

中古マンション取引は通常の土地や戸建て仲介と違い、色々な事を根回ししていかなければなりません。

福井市は中古マンションが大都市に比べて非常に少ない為、中古マンション売買の取引に精通した不動産仲介会社が少ないのが現状です。

弊社マンションクリエイトは、福井市で初めてとなる「中古マンション売買専門の会社」です。

安心・安全に中古マンション売買取引を行っていく為、買主目線に立ち、様々なアドバイスを親切に行います。

福井市でこれから中古マンションの購入を考えられているお客様は、ぜひ弊社にお任せください。





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