マンション選びは新築or中古どっちが得か?
福井市でマンション買うなら新築?中古?
福井市でマンションを購入する時に、誰でも1度は考えることが、新築がいいか?中古がいいか?ということではないでしょうか?
この質問は私も多くの方から聞かれましたが、それぞれ「一長一短」があり、それを一部まとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。
【新築マンション】
(長所)
・未入居で気持ちいい
・専有部分も共有部分も全て新しい
・マンション外壁・屋根の傷みが少ない
・管理費や修繕積立金が安い
・10年間の保証がつく
・仲介手数料がかからない
・最初の5年間は固定資産税が安い(その後高くなるので注意)
・バリアフリーやオール電化など今風の仕様設備が多い
(短所)
・金額がとても高い
・管理基金や修繕積立基金などが初回かかる
・部屋や眺望が実際に見れない(モデルルームと図面でイメージするだけ)
・隣に住む人がどんな人か分からない
・修繕積立金が貯まっていない
・1日でも生活したら新築マンションが中古マンションに変わる
【中古マンション】
(長所)
・金額が安い(新築時の1割~9割近く)※物件による
・管理基金や修繕積立基金はかからない※一部除く
・部屋や眺望が実際に分かる安心感
・近隣情報が入手しやすい
・修繕積立金のプールがどれ位あるか分かる
・固定資産税が安い
・仕様設備が古いものがある
(短所)
・専有部分・共有部分共に、汚れ・傷、経年劣化による摩耗等がある
・マンション外壁・屋根の傷みがある
・引き渡し後の保証が付かない
・仲介手数料がかかる
・現況のまま引き渡される
・リフォーム費がかかる場合がある
・築25年以上のマンションには住宅ローン控除が使えない
・管理費や修繕積立費が高い
上記のように色々長所・短所があり、また人それぞれ好みの問題や考え方の違いは当然ありますが、私は築20年未満の中古で、リフォームにもお金の
かからない、しかも転売しやすい優良な中古マンションを買ったほうが良いと考えています。
というのも、新築というだけで価格がかなり高くなるからです。それは新築分譲するにあたり、企業利益や人件費をはじめ、広告宣伝費など、多くのお金がかかる為、その費用も新築価格に乗っかっていると考えれば納得いくでしょう。
築20年近くなると、新築時の価格の半分位まで価格が下がっている中古マンションが多いのが特徴です。1000万円以上下がっている場合が結構あるのです。かといってそこに10年住んだとしても、マンションには底値がだいたいありますから、転売時に半値以下になることは、まず考えにくいのです。
あとマンションは戸建てより丈夫ですから、すぐに建て替えなんてこともありません。築20年のマンションでも、だいたいあと50~60年は、基本平気です。
また、例えば同じ3000万円のマンションだとしても、新築と中古では、中古の方が1部屋分広かったり、良い建具を使用してたりします。
しかし1番は、極端な話でなく、数か月誰かが暮らしただけで、数百万円以上、価格が落ちるのが不動産市場だという事です。逆に言えば、中身が変わらなくても、「新しい」というだけの価値に、数百万円を支払っているという事になります。
もちろん、新築マンションはなんとなく気持ちがいいという面はあります。そこにいくら支払う価値があるかが、判断の分かれ目となるでしょう。
マンションは中古でも外壁修繕などは修繕積立金から管理会社のアドバイスのもと行っておりますので中古でも安心です。
よって専有部分(お部屋の部分)の汚れや傷の問題だけです。
しかしマンションは戸建てと違い、少しリフォームするだけで、新築みたいになります。リフォーム費用も戸建ての場合に比べ、半分位で済みます。
さらに言えば、中の間取りや眺望が中古なら見て判断出来ますが、新築はそういう訳にはいきません。全て想像なので、引き渡しされてから、考えていたのと違っていたというショックな話を実は良く聞くのです。
一生に何度もない高い買い物ですから、今だけの事ではなく、5年先、10年先以上の事も考えて、返済プランや将来のライフプランを考慮した上で、新築か中古か、よくご家族で話し合って決めるのがベストだと思います。