中古マンションの購入で利用できる住宅ローン控除とは?
ローンを組んでマイホームを購入すると、住宅ローン控除を受けられます。
これは新築物件に限らず、中古マンションでも同様です。
そこで中古マンションを購入するときに知っておきたい、住宅ローン控除とは何かを確認していきましょう。
中古マンション購入における住宅ローン控除とは?
住宅ローン控除とは、購入してから10年間にわたり税の還付を受けられる制度です。
2014年1月1日以降に取得した住宅の場合、年間で最大40万円(総額400万円)が控除されます。
そして条件を満たしていれば、中古マンションの購入にも適用されます。
中古マンションでは、年末ローン残高(上限4,000万円)の1%が控除の対象です。
所得税から控除しきれなかった分については、住民税からも控除されます。
住宅ローン控除の利用方法
住宅ローン控除の利用方法とは、1年目と2年目以降で手続きが異なります。
1年目は必要事項を記載した確定申告書に、以下の書類を添付して税務署に提出します。
●住宅ローンの特別控除額の計算明細書
●住宅ローンの年末残高等証明書
●不動産の登記事項証明書
●売買契約書(写し)
●源泉徴収票(給与所得者の場合)
なお会社員などの給与所得者は、2年目以降は年末調整で住宅ローン控除の適用を受けられます。
その際は、以下の書類を勤務先に提出してください。
●年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等特別控除証明書
●住宅ローンの特別控除申告書(確定申告した年の10月頃に税務署より9年分が送付)
●住宅ローンの年末残高等証明書(10月頃に金融機関より送付)
中古マンション購入で住宅ローン控除が適用される条件とは?
中古マンションの購入で住宅ローン控除を利用するためには、以下の条件を満たさなければなりません。
●床面積が50平方メートル以上
●国の定める耐震基準等を満たしている
●非耐火建築物(木造、軽量鉄骨など)は築20年以内、耐火建築物(鉄骨・鉄筋コンクリートなど)は築25年以内である
●同一生計にある家族から購入した物件ではない
●贈与物件ではない
このほか新築物件と同様に、以下の条件を満たしているか確認してください。
●控除を受ける年の所得が3,000万円以下
●住宅ローンの返済期間が10年以上である
●購入後6カ月以内に住み始め、その年の12月31日まで継続して住んでいる
●住み始めの日付は、住民票の異動日に基づくので注意してください。
まとめ
中古マンションを購入したときの、住宅ローン控除の活用方法とは何かについて解説しました。
築年数や返済期間などに条件があるため、中古マンションを購入する際は適用されるかどうか事前に確認しておきましょう。
私たちマンションクリエイト は、福井市で初めてのマンション売買専門の会社です!
福井市内の豊富な種類のマンションをご紹介しておりますので、お気軽にご相談ください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓