中古マンションの付帯設備表とはどのような書類?
中古マンションを購入するとき、物件の状況を十分に把握する必要があります。
そこで役立つのが、付帯設備表と物件状況報告書です。
付帯設備表や物件状況報告書とはどのようなものなのか、トラブル防止のための活用方法とともに解説します。
中古マンションの付帯設備表と物件状況報告書とは?
付帯設備表とは、売却する中古マンションとともに引き渡す設備や家具の一覧表のことです。
売出し中の中古マンションは、まだ居住中であることが珍しくありません。
すると室内には設備ではない家具や家電もある状態なので、付帯設備表によって設備とそれ以外をまとめます。
設備表にはおもに以下の項目を記載します。
●給湯関係
●水回り・キッチン設備
●空調関係(エアコンや暖房、床暖房設備など)
●電機関係(照明器具、インターホンなど)
●建具関係(網戸や雨戸、障子、畳など)
●その他(カーテンレールや物干しなど)
物件状況報告書とは
中古マンションは経年劣化など、なんらかの隠れた不具合が生じているケースもあります。
物件状況報告書とは、そのような物件の不具合に関する報告書のことです。
たとえば雨漏り被害の有無は、内覧しただけではわからない瑕疵のひとつです。
また過去の補修・修繕履歴や、近隣住民との申し合わせ事項(約束事)なども含まれます。
中古マンションでは、以下のようなマンション全体に関係する告知事項も物件状況報告書で確認しましょう。
●管理費・修繕積立金の変更予定
●大規模修繕の予定
●給排水管の故障や漏水の履歴
中古マンションで付帯設備表をもちいたトラブル回避方法とは?
新築物件では、最低でも10年間の瑕疵担保保証があります。
一方で中古マンションなどは、個人が売主なら1カ月から3カ月程度になることが多いようです。
そこでトラブル回避のためのポイントとはなにか、確認していきましょう。
売買契約締結後に再び内覧する
中古マンションの売主が個人の場合、付帯設備表や物件状況確認書の保証期間は引き渡しから1週間程度です。
その期間内に記載内容が正しいかどうか確認しなければなりませんが、引っ越し作業に追われてすみずみまで確認できない可能性があります。
そこで売買契約締結後に再内覧すれば、記載内容についてじっくり確認できるでしょう。
まとめ
中古マンションを購入するなら確認しておきたい、付帯設備表とはなにかについて解説しました。
売買契約においては、物件や設備の保証に関係する重要な書類です。
そのため記載事項があればトラブル防止のため、現況と照らし合わせて入念にチェックしましょう。
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