マンションリフォームのポイントと注意点とは？
中古マンションを購入予定の人は、リフォームを考えているかもしれません。
しかし、戸建て住宅とは注意点が異なるため確認しておいてください。
チェックしておきたいポイントと注意点をご紹介します。
マンションでリフォームできる範囲
リフォームできる範囲は、専有部分のみです。
専有部分とは、個人が所有する居住スペースのことです。
たとえば、壁紙や床材の張り替え、設備の交換などが当てはまります。
浴槽やキッチンの交換も、所有者が自由にできる部分です。
ただし、構造躯体に影響を与えることや、入居者の共有部分をリフォームすることはできません。
共有部分にあたるのは、玄関ドア・パイプスペース・サッシ・ベランダなどです。
玄関ドアの交換はできませんが、内側にシートを貼り替える程度なら変更できます。
パイプスペースは、水道やガス管、排水管などの部分です。
サッシの交換やバルコニーの変更などもできないため注意するようにしましょう。
リフォームできる範囲であれば、押し入れの解体、和室から洋室の変更、クローゼットドアの取り替え、床下点検口の交換は可能です。
どの部分が変更して良い範囲なのかわからない場合は、マンションの規約を確認してください。
マンションでリフォームする際の準備
工事前には、いくつか準備しておきたいポイントがあります。
まずは、近隣の部屋に住む人へ挨拶しておきましょう。
リフォームは騒音があるため、タオルなどの粗品を持っていき挨拶するとトラブルにつながりにくくなります。
挨拶は、上下と両隣の部屋にしておくと安心です。
その際に、何日から何日まで工事が入ると伝えておくと良いでしょう。
続いて、自宅の片付けも準備しておきたいものです。
不要なものを廃棄して、必要なものは工事の邪魔にならない場所に移してください。
マンションでリフォームする際の注意点
リフォームする際には、マンション規約やポイントを確認するようにしてください。
フローリング・壁紙・水回りには、特に注意する必要があります。
遮音フローリングは規約で交換できる等級が決められていないか確認しましょう。
最近は、Ll-40やLL-45の遮音フローリングの交換が義務付けられている場合があります。
また、マンションによっては、カーペットからフローリングへの変更ができない場合もあるかもしれません。
壁紙の注意点のポイントは、サンプルと実際の見た目に違いがある点です。
大きめのサンプルを明るいときと暗い時間帯で使用して確認してみてください。
また、マンションでは申請書を事前に提出する注意点も忘れないようにしましょう。
まとめ
マンションリフォームのポイントをいくつかご紹介しました。
専有部分なら自由に変更可能だと思われがちですが、規約に細かいポイントが書かれている場合もあるため確認しましょう。
注意したいポイントは、マンションには共有所有者がいることです。
近隣住人に迷惑がかからない対応を心掛けてみてください。
私たちマンションクリエイトは、福井市内の中古マンションを多数扱っております。
マンション購入をご検討中の方は、ぜひ当社へお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
