マンションの大規模修繕はとっても重要!!
必ずやってくるマンションの大規模修繕
新築マンションも十数年経てば大規模修繕が必要となり、その後2回目、3回目・・・と12~15年位のサイクルで大規模修繕を行っていきます。
その為、管理組合では、大規模修繕計画を立てて、書類を作成し、いずれやってくる大規模修繕に備えていくのです。
この計画書はマンションの成長記録のようなもので、いつ、どのような修繕を行ったかなど、建物の状態が良く分かります。
中古マンション購入をする際には、ぜひ事前に、次回の修繕時期や計画について確認しましょう。
大規模修繕の他にも、色々な修繕履歴が残っていますので、チェックしておくと、この中古マンションを買っていいかどうかの、大きな判断材料にもなります。
また、管理体系もしっかり管理されているマンションなのか、ずさんな管理のマンションかも見えてきますので、ぜひ確認してみてください。
修繕積立金の安すぎるマンションは危険!?
大規模修繕の費用はマンション区分所有者が毎月少しづつ溜めていく修繕積立金の中から使われます。
1回にかかる費用がとても大きいため、大規模修繕計画と照らし合わせながら、お金が足らなくならないように修繕積立金の金額も考えなければなりません。
もし、大規模修繕時にこの修繕積立金が足りないと、各区分所有者から一時金として数十万~数百万円を徴収されたり、金融機関から借金したりとなっては、目もあてられません。
そうならない為にも、しっかりと将来、必ずやってくる大規模修繕に備えて、修繕積立金の額が妥当なおかを把握しないとならないのです。
購入をお考え中の中古マンションが、今どの位修繕積立金が管理組合に溜まっており、何年後に来る予定の大規模修繕が予測上いくら位かかるのかを計画書と照らし合わせながら検討していかないと、大きな失敗をしかねません。
よって、築年数がある程度経過している中古マンションで修繕積立金の月額が単に安いからいい、という考えは危ないことがあることを知っておいてください。考え方によっては、修繕積立金が高めな位の方が安心できるという考えもあるのです。
まとめ
良く戸建てを買われた方が言うのはマンションは毎月ランニングがかかるから損だと言われますが、それは間違いです。
戸建てだと、外壁や屋根などの修繕が必要になる雨漏りなどがあるまでは、ほとんどの方は何もしないだけなのです。
しかしいざ修繕が必要となったときに、高額がかかります。
マンションはそれらを毎月少しづつ貯金しているだけなのです。
建物は年数と共に必ず傷みます。
よってマンションのこれらの費用は無駄なものでは無く、いつまでもマンションの住み心地や資産価値を下げない為に必要不可欠な費用であることを認識しておくことが大切です。
主に、マンション生活には、修繕積立金以外に管理費や駐車場使用料がありますが、これらの費用も同様です。
一切が無駄なお金ではないことを知っておく必要があります。
人気の中古マンションを購入して、4~5年住んで売るといった場合、福井市でも最近よくあるのが、買った金額よりも高く売れたというケース(弊社でもよくあります)です。
例え、築25年のマンションでも、大切に綺麗に使っていれば、数年後、買った金額よりも高く売れるなんてことも、福井市では珍しくありません。
それほど、マンションは資産価値が高く、値崩れしにくい不動産なのです。
もし、これから福井市で中古マンションを購入される際には、こういうアドバイスをしっかり受けた上で、資産価値の高いマンションを一緒に選んでくれるような不動産会社をお選びください。
単なる仲介会社ではなく、マンションに精通した会社選びも大切な気がします。
私たちマンションクリエイトは福井市で初めてとなる、中古マンション売買に特化した専門店です。
失敗しないマンション探しは是非、プロのアドバイスを参考にしながら、じっくりと探していくことが重要です。