マンションの管理費の使い道とは?管理費の相場や安く抑えるコツを解説
マンションの管理費が何に使われているかご存じですか?
意外と出費の割合が大きく、驚いている方もいるかもしれません。
そこで、今回はマンションの管理費の使い道や相場、安く抑えるコツについてご紹介します。
マンションの管理費の使い道は?
マンションの管理費の主な使い道は、以下のとおりとなっています。
●管理人人件費
●共用設備の火災保険料
●共用設備の維持費
マンションの管理費とは、マンションの共用部分を維持・管理するために使われるお金となっています。
先ほど挙げたように、管理人の人件費や共用部分の火災保険料、維持費などに使われています。
ほかにも防犯カメラやAEDの設置料、照明器具などの故障の補修費などさまざまな使い道があります。
これと似たものに修繕積立費がありますが、管理費とは別物です。
修繕積立費は、マンションの大規模な修繕を行う際に備えて貯めているお金です。
数年に一度の修繕の際に、まとまったお金がないと修繕することができなくなってしまうので、そのために毎月支払って積み立てています。
マンションの管理費の相場は?
マンションの管理費の相場についてご紹介します。
国土交通省が発表したデータによると、管理費の平均は217円/㎡となっています。
たとえば、ファミリータイプに多い70㎡の物件で計算すると、およそ1万5千円となっています。
ただし、一般的な傾向として大規模マンションのほうが一人当たりの管理費が抑えられるため、割安な管理費になる傾向があります。
とはいえ、タワーマンションは管理するものが多いため、大規模マンションであるといっても、かなり多くの管理費を払うことになります。
マンションの管理費を安くするコツは?
マンションの管理費を安くするコツは、「サービスが必要であるかどうか」を見分けることです。
管理費で賄われるサービスには、あなたが必要としていないサービスが含まれることがあります。
とくにフィットネスジムやラウンジバー、温泉施設などが共用部分にあるマンションがあります。
これらの維持費はマンションの管理費から出されるため、管理費が上乗せされている可能性があります。
こうしたサービスが不要であれば、別のマンションを検討すべきです。
また、駐車場無料となっている場合は、管理費に駐車場代が上乗せされている可能性もあります。
車を持っていない方も持っている方も、どちらも損をする可能性があるのできちんと見極めましょう。
まとめ
今回は、マンションの管理費についてご紹介しました。
マンションの管理費の使い道、相場、コツについて理解を深めていただけたと思います。
意外と負担の大きいマンションの管理費について、適切な知識を持ち、無駄な管理費を払い続けないようにしましょう。
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