中古マンションを購入した場合の所有権とは?敷地権もご紹介!
中古マンションを購入した場合に得られるのは、部屋の所有権である「区分所有権」だけではありません。
マンションにも土地があり、土地に関する権利が存在しています。
今回は、中古マンションを購入した場合の所有権とはなにか、敷地権についてもご紹介します。
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中古マンションを購入した場合の所有権とは?
中古マンションを購入して得られる所有権は、「区分所有権」「持分権」「敷地権」の3つです。
区分所有権とは、専有部分の所有権を指し、自分の購入した部屋を単独で使用し、内装などを自由に変更できる権利のことです。
持分権とは、マンションのエレベーター・エントランス・廊下などの共用部分をマンションの所有者全員で所有し、持ち分が決められている部分の権利のことです。
なお、共用部分については他の所有者の承諾を得ずに、個人利用することはできない点に注意しましょう。
敷地権とは、マンションが建っている土地を所有している権利のことを意味しています。
敷地権は、それぞれの所有者に具体的な面積が割り当てられているのが特徴です。
また、区分所有権が持つ部屋の面積によって、敷地権を持つ面積が異なります。
「この部分」などと決められた場所があるわけではなく、全体の面積から持ち分の面積が決められているのです。
固定資産税や都市計画税は居室の部分だけでなく、敷地権の広さに応じて土地にも課税される点に注意しましょう。
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中古マンションを購入した場合の所有権の1つ「敷地権」とは?
敷地権は土地の所有権に含まれますが、「敷地利用権」という権利があり、これは「敷地を利用できる権利」を指しています。
マンションの所有権は、「登記」をすると所有者や面積などが明確になります。
基本的にマンションでは、一戸建てのように土地と建物を別々で売買・賃借などの取引はおこないません。
そのため、マンションの区分所有権と土地を利用する権利は、まとめて登記されています。
そして、区分所有権と同時に登記された土地の権利が、「敷地権」です。
敷地権は1983年に改正された区分所有法によって設定された権利のため、すべてではありませんが、築年数の古いマンションでは敷地権がない場合もあります。
敷地権化のされていないマンションでは土地と建物を別々に処分できるため、所有権や抵当権を登記する場合は、同じ内容にしておくように注意しましょう。
また、「借地権付きマンション」もあります。
マンションの区分所有者は敷地権を所有せず、土地の利用料が発生する形態です。
借りた土地には、マンションの区分所有者とは別に地主が存在しています。
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まとめ
マンションの所有権には、「区分所有権」「持分権」「敷地権」の3つがあります。
それぞれ、専有部分の権利・共用部分の権利・土地に関する権利です。
中古マンションの購入を検討する場合は、マンションの建物や土地の権利について理解しておくことが大切です。
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マンションクリエイト メディア 担当ライター
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