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空き家のカビの原因とは?放置するとどうなるのかと対策もご紹介!

相続・空き家

空き家のカビの原因とは?放置するとどうなるのかと対策もご紹介!

実家に誰もいない状態で空き家になっていて、久々に訪れたらカビが生えていた経験はありませんか。

実は空き家は、カビにとって絶好の環境なのです。
放っておくと大きな問題につながってしまうため、しっかりと対策することが必要です。
今回は、空き家にカビが発生する原因や対策についてご紹介します。

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空き家にカビが発生する原因とは?

カビは微生物の一種で、胞子は常に空気中に浮遊していると言われています。
その胞子が空気中に漂うほかの物質に付着し、湿度や温度の条件が重なると、私たちが見たことのあるカビの姿になって成長していくのです。
温度が20~35℃、湿度が65%以上で発生しやすくなります。
さらに、日当たりの悪い場所やホコリの多い場所は、増殖する際の最高の環境になります。
空き家はとくに、窓や戸が閉め切られた状態となっていて空気の循環が悪く、湿気やホコリも溜まりやすいことから、カビが発生しやすくなってしまうのです。

空き家に発生したカビを放置するとどうなる?

空き家の畳や壁、柱などに生えたカビは、表面の目に見える部分だけでなく、建材の奥まで根が広がるのです。
カビは木材の腐食やシロアリ発生の原因となるため、放置してしまうと建物自体の耐久性に大きなダメージを与えてしまいます。
部屋に入ったときに悪臭を感じる場合には、成熟したカビがぎっしり生えている可能性が高くなっています。
この程度まで放置してしまった場合、鼻炎・シックハウス症候群・感染症・皮膚炎など、さまざまな健康被害を引き起こしてしまうこともあるため、放置しないことが大切です。

空き家のカビ対策についてご紹介

空き家のカビ対策としては、定期的に換気をおこなって風とおしの良い環境を作り、こまめに掃除をしてホコリや汚れを溜めないようにすることが必要です。
空き家を訪れた際には窓や扉を開放して風とおしを良くしましょう。
訪れるのが難しい場合には、換気扇やサーキュレーターなどを設置し、常に稼働させておくのもカビ対策として有効なひとつの方法です。
また、空き家に荷物や家具が残っている場合は、その配置を工夫することもひとつの方法です。
とはいえ、置きっぱなしの荷物や家具はホコリが溜まりやすくなるので、何もない状態にしておくことが一番です。
定期的に空き家を訪問するのが困難な場合には、不動産会社に管理を委託したり、空き家自体を売却したりすることもおすすめします。

空き家のカビ対策についてご紹介

まとめ

空き家に発生しがちなカビは、定期的に換気をおこない風とおしを良くすることと、こまめな掃除をすることで対策することができます。
空き家の管理が困難な場合には、不動産会社に管理や売却の依頼をしてみるのもひとつの方法です。
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