空き家で外壁塗装をしないとどうなる?手入れをしたい時期や理由もご紹介!
誰も住んでいない空き家でも一定の手入れは必要であり、外壁塗装が実施されることもあります。
住人がいないからといって外壁の手入れをせずにいると、さまざまな問題が起きるのでご注意ください。
今回は、空き家で外壁塗装をしないとどうなるのかに加え、手入れが必要になる時期や理由もご紹介します。
空き家で外壁塗装をしないとどうなる?
外壁の塗装は空き家の美観に関わり、紫外線や雨風などから建物を守っています。
長期間にわたって外壁の手入れをせずにいると、表面の塗装が劣化して建物を守れなくなり、さまざまな問題が生じるのです。
たとえば雨が降った際に水の侵入を防げなくなり、室内の雨漏りにつながることは多いです。
水が家の内部に染み込んでくると建物の構造体が傷んでしまい、住居としての使用に耐えられなくなる恐れも出てきます。
空き家で外壁塗装が必要になる時期
外壁塗装を実施したい時期は、現在使われている塗料や外壁材の種類によって異なります。
たとえばアクリル樹脂系なら6~8年、フッ素樹脂系なら15~20年、パネル状の外壁材であるサイディングなら5~10年を目安に外壁塗装をおこないたいところです。
ただし、空き家の外壁に劣化現象が確認される場合、目安期間に関わらず速やかに手入れをおこなうことをおすすめします。
注意したい劣化現象には、たとえば光沢の低下やチョーキング現象などが挙げられます。
チョーキング現象とは、塗装の劣化によりチョークの粉のようなものが表面に出てくる現象です。
このようなサインを見逃さないため、空き家には定期的に足を運び、外壁を目視で確認したり、手で触れてみたりすると良いでしょう。
空き家でも外壁塗装が必要になる理由
前述のとおり、外壁塗装は空き家を守るためにも必要であり、手入れをしていないと建物の構造にダメージが及んで物件の使用が難しくなる恐れがあります。
また、建物が傷むと資産価値が下がり、物件の売却や賃貸が難しくなる可能性もあるので、自分で空き家を使う予定がない方も注意が必要です。
さらに近年では、放置されて劣化が進んでいる空き家は「特定空家」に指定され、固定資産税が高くなる恐れもあります。
外壁塗装を実施すれば建物の傷みを防ぎ、さまざまなことに物件を活用できたり、税金を抑えられたりするのです。
空き家の持ち主にとってメリットが多いので、外壁塗装は実施することをおすすめします。
まとめ
空き家で外壁塗装をせずにいるとやがて雨漏りなどが起き、建物の構造体にまでダメージを及ぼす可能性があります。
手入れを実施したい時期は塗料や外壁材の種類によりますが、外壁が劣化してきたらただちにメンテナンスを実施してください。
外壁塗装を実施する理由も押さえておくと、適切な対応がとれるでしょう。
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