空き家の家財道具を処分する方法とその費用についてご紹介！
空き家を相続する予定であれば、電化製品や大きな家具など、家財道具の処分にお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
費用を抑えるには自分で処分する方法もありますが、量が多い場合には業者に頼むほうがスムーズかもしれません。
そこで今回は、空き家の家財道具を自分で処分する方法と業者に依頼する方法について、それぞれの費用の目安とあわせてご紹介します。
空き家の家財道具を自分で処分するには？
空き家の家財道具を自分で処分する方法は大きく3つあります。
1つ目は、自治体のゴミ収集サービスを利用する方法です。
一般的には、事前に小売店などで販売されている「粗大ごみ回収の手数料シール」を貼り付けて指定の場所へ出すことで回収してもらえます。
2つ目は、家電量販店や回収ボックスを利用する方法です。
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンであれば、リサイクル料金と収集運搬料金のみで家電量販店に引き取ってもらえます。
小型家電リサイクル法指定のものであれば、回収ボックスにより無料で回収してもらえる場合があります。
3つ目は、フリーマーケットやフリマアプリで売却する方法です。
家財道具が良い状態であれば、リサイクルショップなどよりも高値で売れる場合もあるでしょう。
空き家の家財道具を業者に依頼して処分するには？
空き家の家財道具を業者に依頼する方法も大きく3つあります。
1つ目は、不用品回収業者に依頼する方法です。
一般廃棄物収集運搬業または産業廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者に依頼すれば、不用品の仕分けや搬出、処分だけでなく、整理や買取りまでしてくれます。
2つ目は、リサイクル業者に依頼する方法です。
古物商営業許可を得ている業者に依頼すれば小物や家財の買取とあわせて、有料で整理や処分までおこないます。
3つ目は、遺品整理業者に依頼する方法です。
残したいものが多い場合は、遺品の整理や仕分け、不用品の処分までおこなってくれる遺品整理業者に依頼するのが良いかもしれません。
整理後の部屋の清掃なども含まれていることが多いため、他の2つと比べると費用がかかる可能性が高いです。
空き家の家財道具処分にかかる費用の目安
空き家にある家財道具などの不用品を処分するなら、処分にかかる費用についても把握しておきましょう。
たとえば、自分で不用品を処分する場合は粗大ごみの回収手数料として200円～1,800円、家電量販店に引き取ってもらう場合はリサイクル料金約1,500円～4,000円にくわえ、運搬料金として約3,000円かかります。
業者への依頼費用は業者や空き家の広さ、不用品の量によって異なりますが、目安としては1Rで3万円～、4DK以上だと22万円～を目安としてください。
まとめ
電化製品や大きな家具などの家財道具の処分は、自分で処分する方法と業者へ依頼する方法があります。
自分で処分するなら費用は抑えられますが、手間や時間がかかるので、業者への処分依頼も検討すると良いでしょう。
空き家を相続する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
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