マンションにおける共用部分とはどこのこと?誰が管理するのかご紹介
マンションを購入する際、住戸部分は専有部分になりますが、それ以外にも建物内には共用部分と呼ばれる場所が存在します。
共用部分は、どこからどこまでの範囲で、誰が破損の修繕などの保守管理をおこなうのでしょうか。
今回は、マンションの共用部分とはどこか、共用部分は誰が管理するのか、共用部分での迷惑行為にはどう対応するのかについてご紹介します。
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マンションの共用部分とはどこなのか
マンションを購入した際の共用部分とは、区分所有法により定められたマンションの住民全員が使用するエリアのことを指します。
区分所有法は「建物の区分所有等に関する法律」とも呼ばれ、専有部分と共用部分の範囲を定めているのです。
専有部分とは、区分所有権の対象となる住戸の内部を指し、共用部分とは「専有部分」に属さない建物内のすべてのエリアを指します。
さらに簡単にいうと、専有部分は壁や天井などの構造物で囲まれた部分であり、共用部分はそれ以外のエントランス、廊下、階段やエレベーター、バルコニーやベランダなどのことです。
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マンションの共用部分は誰が管理するのか
マンションの共用部分の管理については、マンションごとに規約が異なるものの、多くの場合は管理組合が主体となっておこないます。
管理組合では、住民から徴収した管理費や修繕積立金を管理しており、共用部分の維持や管理に役立てているのです。
そのため、個人の過失によらない破損やトラブルであれば、修繕や解消の負担は管理組合に行きます。
一方で、住民が何かをぶつけて設備を壊した場合など、個人に過失がある場合は個人負担になるケースもあるため注意が必要です。
日頃のメンテナンスは管理組合が主体となり、住民からお金を集めて実施しています。
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マンションの共用部分での迷惑行為への対応
騒音やゴミの放置など、共用部分で迷惑行為があった場合は、まず管理会社に連絡し、対処を求めるようにしましょう。
個人的に声をかけて注意しようとすると、逆恨みなどでトラブルに巻き込まれる可能性があります。
基本的は、掲示板に迷惑行為をやめてもらえるよう文書を掲示することになり、それで収まるようであれば、そのまま解決が可能です。
掲示板に文書を掲示しても迷惑行為がなくならない場合は、管理会社から本人に直接注意がいくこともありますが、それでもどうにもならなければ訴訟になります。
まずは、弁護士から文書で勧告や警告を送ってもらいますが、改善の兆しがなければ、訴訟に発展する可能性が高いです。
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まとめ
マンションにおける共用部分は、住戸である専有部分以外のエリアです。
共用部分は、住民が共同で管理費を出し合い、管理組合が主体となって管理します。
共用部分で迷惑行為があった場合は、まず管理会社に連絡し、改善の見込みがなければ、弁護士に相談してみましょう。
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マンションクリエイト メディア 担当ライター
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