マンションの地震保険の適用範囲について!専有部分の加入・注意点も解説

マンションの地震保険の適用範囲について!専有部分の加入・注意点も解説

地震大国と言われる日本であるため、マンションの地震保険には入っておきたいと思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、どの程度の適用範囲で補償があるのか、どのくらいの料金がかかるのかなど、不安に感じる部分もあるものです。
この記事では、地震保険の適応範囲や専有部分の加入、注意点について解説します。

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マンションの地震保険の概要と適用範囲

地震保険とは、地震が引き起こす損害に備えるための補償で、政府と民間の損害保険会社が共同で運営しています。
適用範囲は全損、大半損、小半損、一部損の4つの損害区分があり、支払われる金額もそれぞれ異なります。
また、可能な限り料金を抑えられるよう火災保険とセットで加入する仕組みです。
そして、支払われる料金は加入した多くの世帯へ支払われるようにするため、火災保険金額の50%が上限です。
マンション所有者が、損害を受けた時は、専有部分の修繕やローンの支払などがあるため、このようなまとまった保険金が役に立ちます。

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マンションの専有部分の地震保険加入について

マンションの場合、保険は専有部分と共用部分で加入者が異なります。
専有部分とは各住戸、共用部分は所有部分以外のところで、エレベーター、階段、エントランス などです。
専有部分は各部屋の所有者がそれぞれで加入、共用部分は管理組合が全体として加入します。
一括で加入するため、所有部分の料金は一戸建てより安い料金で済み、加入率は一戸建てより高い傾向です。
また、マンションの方が一戸建てより耐火性が高い点も、料金の安さにつながっています。
料金の目安は、所在地・構造などによって異なり、建物の免震・耐震性能により、各種割引が適用されます。

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マンションの地震保険加入時の注意点

マンションで加入する際に注意したいのは、単体では契約できない点です。
最初におこなうのは火災保険への加入で、次に地震保険をセットで付帯させる契約を結びます。
そして、共用部分の契約者は管理組合で、各部屋の所有者ではない点にも注意しましょう。
さらに、専有部分の金額においては、土地と共用部分の費用が入らないために分譲金額より安い設定になっています。
このように、保険に加入していれば、火災や風水災害で損害を受けた場合でも、原状回復可能のための料金が支払われるので金額面で安心です。

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まとめ

いつ起こるかわからない災害に備えて、マンションで保険に加入しておくと、災害時に役に立ちます。
マンションの場合は、火災と地震の両方入るようになっており、共用部分は管理組合で加入しますが、専用部分は各住戸で入ります。
そして、金額は戸建の料金よりも安いです。
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